みなさん、こんにちは!
今年3月にhannocに入社をしたパティシエの鶴田です。みんなから「つるちゃん」と呼んでもらっています。いつもありがとうございます。毎日楽しく、刺激を受けながら、日々成長の実感をしています。
マロンフェス開催から一週間が経ちました。初めて商品開発したチーズケーキが販売まで見届けられて、内心ドキドキの一週間でした。マロンチーズケーキのことを紹介させていただくのと、その前に少し自己紹介をさせてください。
私は今年23歳の年です。hannocに来る前は、ホテルで約2年ほど働いていました。昔からお菓子作りが好きで、作る度におばあちゃんに食べてもらっていました。その度に、美味しい!すごい!と喜んでくれたのがいつも嬉しくて、誰かに喜んでもらえるお菓子を作りたいと思ったんです。小学生のときの弁論大会は、パティシエの夢を語って入賞したこともありました。その頃から、パティシエになるにはどうしたらいいかを模索する日々でした。
hannocに入社をしたのは、私自身”人”が好きということが、大きな理由だったと思います。パティシエでありながら、話したいし、お客さまと関わりたい。目立ちたがりなんです...☆
お菓子を作りながら、お客さまの顔を見られる環境はなかなか無いので、お客さまの声を直接聞けるhannocのオープンキッチンは、私にとって最高の環境です!
マロンチーズケーキをたくさんの方にお求めいただけて、毎日嬉しさを噛み締めています。マスカルポーネとクリームチーズのミルク感と酸味を残しつつ、栗のこっくりとした甘みをしっかり出しつつ…最後にメープルをふわっと香らせています。最後まで悩んでいた、チーズと栗とメープルのバランス。どれも味が濃くて、重たくならないようにと意識しました。シンプルなベイクドチーズケーキ感もしっかり残しました!アルコールは使っていないので、老若男女すべての方に美味しく食べていただけると思います。
将来は焼き菓子をたくさん置いているカフェを開きたいと考えています。植物が好きな先輩と一緒に計画中です。植物が好きで、植物を見にきた人が「あ、カフェあるやん。お茶して帰ろう。」みたいに私のお菓子やコーヒーを好きになってくれたらすごく嬉しいです。逆に、お菓子好きな人が植物にハマれる空間でもあって…お菓子も好きだけど、それだけじゃなくて色んな世界に触れていきたいです。
音楽が好きで、よくイベントやフェスに行くのですが、好きなものが似ている人が集まって、わいわいするのが心地よく大好きです。ゆくゆくは、自分のお店でも、間借りのポップアップスペースを作って、色んなコミュニティの人がそのファンになっていったり、繋がることを大事にしたいなって思います。
マロンフェスタは11月16日までです。
マロンチーズケーキのご感想もぜひお聞かせくださいね。
たくさんの皆さまのご来店、お待ちしております!
]]>こんにちは!メディア企画の北川です。
8月のショーケースはお楽しみいただけましたか?
今年は農家さんの桃を使って
◯桃とアールグレイのパイ「ヴェルメイユ」
◯桃のチーズムースケーキ「ファム」のガトー2種を販売しております。
できるだけ長い期間お届けするために、旬の時期を考慮して、関西、関東それぞれの農園さんから桃を卸していただきました。
7月の前半は岸和田市の桃、8月は信州川中島の桃を使用しております。
前回の記事で、岸和田のN農家さんを紹介させていただきました。
桃の旬もそろそろ終わりどき…
トップの桃には晩生種(8月後半〜9月中旬が旬の品種)の「川中島白桃」を使用しております!
濃紅色の大きな実。少し硬めの食感と糖度が高く優れた品種として、信州でも人気の品種です。
川中島白桃の発祥の地である、信州・川中島にある農園 (NPO法人「風とみどりの会」の皆さん) からみずみずしく新鮮な高品質の桃をお届けいたします。
定年退職をされた60代〜70代の方を中⼼に「農業は一人でやるよりみんなで楽しく!」をモットーに、川中島を盛り上げます。地元の小学生の農園見学をするなどして、一人で黙々とではなく、たくさんの仲間と楽しく作業をされている写真が印象的でした。
信州アルプスの水をたっぷり含んで、自然豊かな土地でのびのびと育った桃をぜひお楽しみください。
この夏、お二人の桃農家さんとお話をさせていただき、桃は本当に繊細な果物で、毎日丁寧なチェックやケアを積み重ねて、私たちのもとに届いていることを実感しました。
パティシエのなかでも生産者さんと直接関わりを持つのは初めてだった、という声が多く、食材ひとつに関わる人やその想いを知ったうえで、ケーキを開発し、お客さまにお届けをすること、とてもいい経験になったのではないかと思います。
毎⽇、パティシエたちが、桃とにらめっこをして、今⽇は実が⼤きいね〜とか、今
⽇のピンク⾊可愛い!とか言いながら、その日に使う桃を選んでいた光景が恋しいです。
また来年も、旬の時期には、桃の魅⼒が詰まったケーキをお届けできますように。
「ヴェルメイユ」と「ファム」は8月31日までの販売です。ぜひご賞味くださいね。
風とみどりの会の皆さん、お話しをしてくださった鈴木さん、ありがとうございました!
風とみどりの会 :@kazetomidori_momo
鈴木さん:@yoshitadasuzukii
]]>こんにちは、hannoc・メディア企画担当の北川です。
2023年ももう下半期ですね。
いつもhannocをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。いきなりの厳しい暑さが続いておりますが、熱中症にならないよう水分はたくさんとってくださいね。
hannocのショーケースもすっかり涼しげなラインナップで、夏のフルーツを使ったケーキが続々登場。7月・8月は旬の桃を使ったケーキ2種を並べています。
7月は大阪・岸和田市「N果樹園」さんの桃を使用しております。実が大きく、桃本来の自然な甘みと、みずみずしいジューシーさが特徴です。先日、パティシエたちと「N果樹園」さんを訪問して、桃の生産の様子を見学させていただきました。
国道から少し外れて山に入ると、鳥のさえずりが聴こえる静かな場所に農園が見えてきました。敷地面積は東京ドームの約半分にもなる広さで、ざっと500〜600本の桃の木に、大きくのびのびと育っている桃がたくさん。
「N果樹園」を運営している西野さん。祖父の代から続く桃農園を引き継ぐために脱サラをして、今では日々、桃と向き合い、育てる生活に。桃はとてもデリケートで、雨を含むと糖度が落ちたり、核割れの部分から空気が入ってしまうと中から腐ってしまったり...特に念入りなケアが必要だそう。
毎朝4時に起きて、木の状態を見回って、葉の色を丁寧にチェック。しっかりと桃に栄養がいくように1本の枝に1個の桃になるよう間引きをしたり...桃の木が健康で長生きできる育て方にこだわります。一日中桃のケアに尽くして、作業を終えるのが夜11時になることもあるそうです。
農園の中を一緒に歩き、実際に桃の木に触れて、その健やかなパワーを手で感じることができました。なかには樹齢40年にもなるものもあるそうで、幹が太く、木の枝も空いっぱいに広がっていました。
「農薬を使ったり、カルシウムなどの栄養素を与えれば、糖度を上げることもできる一方、木への負担が大きくなるので、それはしていません。木が健康な状態を保ちながら、桃本来の自然な糖度で、自然の甘さとみずみずしくジューシーなフレッシュ感を楽しめる桃に育てています。」(西野さん)
並行して数多くの品種を栽培しているので、違う色の紙で桃を1つ1つ覆って、識別しています(日焼け防止や、虫除けのため)。西野さんがしきりに「桃、むっちゃ可愛いんすよね。」と何度も言いながら、楽しそうにお話ししている姿が印象的でした。 桃に近づくとふんわり桃の甘い香りが。思わず頬が緩みました。
また、販売方法にも西野さんならではの考えが。
「栽培している『包近(かねちか)のもも』という品種は一定のブランド認知があり、農協に卸せば、売上は安定します。そう分かっているものの、自分が育てた桃を、誰が買ってくれて、どんなふうに販売されているのかを出来るだけ知りたいと思っています。」(西野さん)
美味しい桃を作ればOKということではなく、美味しい桃がどんなふうにエンドユーザーのもとに行き届いているのか。あとは、この桃を加工するのであれば、どんな形になっているのか。それを知ることで、また次にどんな桃を育てていきたいか考えるきっかけになると思っているといいます。
終始、桃のことを楽しそうにお話しされる西野さんをみて、一人黙々と作業をする農家さんのイメージは違うのだと痛感。明るく気さくな西野さんとの時間に、パティシエ(まいまい写真左、たろう写真右)もとても楽しそうでした。
農家という仕事が何をしているのか、もっと知ってもらいたいという思いで、自ら率先してinstagramやyoutubeでも発信をされている西野さん。今回の見学もパティシエの見てみたい!という気持ちに「ぜひ来てください!」と快く応えてくださいました。
約1ヶ月半前。桃を使ったケーキを作ることになり、私たちは桃農家さんを探していました。そんなとき、西野さんのinstagramの発信を拝見して、相談させていただいて。すると岸和田から桃を持って、熱心に説明しに来てくださったことが頭をよぎりました。我が子のように桃と向き合う姿を実際に見て、その想いがどこから湧きあがっていたのか、今回の訪問で分かったような気がして、嬉しくなりました。
西野さんの想いが私たちに届いたように、私たちのケーキをきっかけに、たくさんの人に届いてほしいと思います。
春には桃の花が咲くそうなので、また季節を超えて見に伺いたいです!
]]>大阪では暑い日が増え、窓から入ってくる夜風を感じながら寝るのが幸せ…と
少しずつ夏を感じられる季節になりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
(前回の投稿から3ヶ月経っていますが、さぼっていたわけではないです…よ…!)
現在hannocではピスタチオの商品をたくさんご用意した「hannoc PISTA FESTA !
( ハノックピスタフェスタ ) 」を実施しています♪
店内のショーケースにはピスタチオ商品がどーーん!と並んでいます!
焼菓子はオンラインでも人気の「ピスタチオアソルティ」をご用意!
パティシエの須山裕也(すーやん)が開発したクグロフが人気です★
華やかな見た目だけでなく、ピスタチオの風味もしっかり感じることが出来るので、
ピスタチオ好きな方にこそ食べて欲しい一品です!
また、パティシエの野中優希(ゆきなり)が開発した「ピスタチーズ」も大人気です!
店頭ではカット売りが午前中に完売してしまう日もあるほど。
ひとりで1ホール食べれてしまいそうになるくらい、本当に本当に美味しいんです!
こちらも店頭だけでなくオンラインでも販売しておりますので、ぜひお試しくださいね。
「hannoc PISTA FESTA ! ( ハノックピスタフェスタ ) 」は6/23(木)まで開催中!
この機会にぜひお試しくださいね。
(※もちろんピスタチオ以外の商品もご用意しております。ピスタチオが苦手…という方も、安心してご利用してくださいね。)
また、これからこの「hannoc +」では商品やイベント情報だけでなく
hannocで働くスタッフの何気ない日常をゆるりとお伝えしたり、
時にはhannocが目指すものや想いの部分を伝えていきたいと思っています。
周年が終わり、2年目を迎えるhannoc。
みなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、スタッフ一同頑張っていきたいと思います!
引き続きどうぞよろしくお願いします☆
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年齢も性別も経験も関係ない。
それぞれの個性と感性を活かしてありのままの自分の姿でのびのびと働き、自由闊達な空気をお客さまにも楽しんでもらいたい。
想いを最大限に表現するクリエイティビティで、時代に合ったワークスタイルを模索し、お菓子屋さんの新しい楽しみ方を提供し、洋菓子業界に新しい風を吹き込んでいく。
私たちには、そんな大きな夢があります。
実現するには足りないことばかりで悩みは尽きることなく、余裕なんて全然なくて、足りないものを少しでも埋めようと毎日必死でした。
至らない点がたくさんあったにも関わらず日々楽しみに来てくださり、「美味しかった」「楽しかった」と言ってくださりどれだけ救われ、励まされたかわかりません。
本当に、本当にありがとうございました。
ケーキの味、形はこれでいいのか。
目の前にいるお客さまを大切にできているか。
私たち自身は楽しんでいるか。
お菓子屋さんとして、人としての「心」を忘れずに。
2年目も皆さまに素敵な時間を提供できるよう
スタッフ一同精進してまいります!
ついにhannoc初めてのクリスマスが始まりました!
店頭でもみなさんにクリスマス気分を楽しんでもらえるよう、店内にはスタッフ手作りのリースや、オーナメントを設置しました♪
焼菓子やバターサンドなどをお入れしているギフトボックスのシールと、テイクアウト用のドリンクカップシールもクリスマスにあわせてオリジナルイラストに変更しております!
見ているだけで気持ちが明るくなるような、色鮮やかなデザインです^^
オンラインショップでは12/1(水)~12/17(金)ご購入の方全員に、クリスマスオリジナルのシールを貼ったギフトボックスにお入れして商品をお届けしますので、楽しみにしてくださいね。
大切な人への贈りものには、このようにリボンをかけさせてもらうことも可能です!
店頭でもオンラインショップでも承っておりますので、ぜひお問合せくださいね。
(複数個ご注文の場合は、1つずつリボンをかけさせていただきます。)
今年のhannocのクリスマスは「POP & WISH Xmas」がコンセプト。
日常が少しずつ戻るなか、完全に安心できるわけではありませんが、「今年の冬はやっと楽しめる!」と、うずうずしている人も多いのではないでしょうか?
そのように今まで我慢していた気持ちがはじけることをイメージした”POP”と、去年も今年も大変だったぶん、来年はいい1年になりますように…という想いを込めた”WISH”に想いを込めました。
hannocの商品を通して、みなさんに素敵なクリスマスをお届けできるととっても嬉しいです。クリスマス限定の商品もご用意しておりますので、ぜひお楽しみくださいね。
]]>先日、阪急うめだ本店にて「阪急ケーキショー」が実施され、多くの方々にhannocのお菓子を楽しんでいただけました。朝早くからお並びいただいて、本当にありがとうございました。
会場でも特に人気の高かった「パリブレスト・フィグ」は、あめくんが大阪産のいちじくを使用して作ったケーキです。
いちじくを育てている様子を見学しに、あめくんと大阪・羽曳野(はびきの)にある生産農家「藤井農園」さんに行ってきました!
藤井農園さんのいちじくは大きく、甘いのが特徴。他にはトマト、ウスイエンドウなども育てています。
農園に到着した瞬間、いちじくの上品な甘い香りが!
敷地内には100本を超えるいちじくの木が茂っており、いちじくの実が太陽の光をいっぱいに浴びていました。
藤井さんがいちじくを育てていて一番嬉しい時は、美味しいいちじくが出来たとき。いちじくを大切に育てていても、その年の気候や雨量で味は変化してしまいます。
一般的なスーパーで売られているいちじくと比べて、藤井さんのいちじくは大きく立派で甘い実が特徴。でも、その美味しさを作っているのは、新鮮ないちじくをみなさんに届けるため深夜に収穫を行ったり、いちじくをベストな状態で楽しんでいただけるように毎日細かくいちじくの状態を確認しているなど、手間暇かけて大事に育てている藤井さんの努力があってこそだと感じました。
そんな藤井さんが丹念に育てたいちじくを、特別に試食させてもらうことに…!
あめくんによると、藤井農園さんのいちじくは、上品で華やかな香りと、強い甘みが感じられて他のいちじくとは違う!とのこと。大地の香りも感じたようで、自然の恵みを受けて大切に育てられたことが伝わります。もちろん味だけではなく、断面の美しさも魅力の一つです。
今回藤井農園さんを訪問し、藤井さんの想いに触れたことで、あめくんは「気持ちの入り方が変わりました」と触発された様子。
食材を作ってくださっている生産者の方への感謝と応援の気持ちを忘れずに、みなさんに安全で美味しいお菓子をお届けしていきます。
ちなみに、今回ご紹介した藤井農園さんのいちじくを使った「パリブレスト・フィグ」は阪急うめだ本店で限定販売でしたが、たくさんのご要望にお応えするため、明日10/20(水)1日だけ店舗で復活販売を致します!
いちじくをふんだんに使った甘さと食感、濃厚なヘーゼルナッツのカスタードクリームと、黒ビールの奥深い麦の香りが広がる「パリブレスト・フィグ」。ぜひご賞味くださいね。
藤井さん、ありがとうございました!
]]>Twitterでは少し告知をさせていただいたのですが…この度hannoc初となるマガジン「Light Up! hannoc」を制作いたしました!
このマガジンを制作したのは、hannocの想いや商品、スタッフのことをより発信していきたいと思ったからです。
また、タイトルの ” Light Up ! “ には、hannocがみなさんの毎日を照らす存在になりたい。いきいきと働く人をhannocが増やし、パティスリー業界全体をもっと照らしていきたい。といった想いを込めました。
リーフレットを通して、みなさんにhannocのことを深く知ってもらい、hannocを好きになってもらえると嬉しいです。
ちなみに、第1号ではhannocに込めた想いや目指す未来についてお話をさせてもらったり、パティシエ・ホールスタッフ垣根なく商品を紹介させてもらいました。
こちらのマガジンは店頭での設置と、オンラインショップでご購入いただいたお客さまに同封させていただいております!当サイトでもご覧いただけるよう準備中ですので、今しばらくお待ちくださいね。ちなみに、今後は3ヶ月ごとに発行予定です!
また…先週末にhannocをオープンしてから3ヶ月を迎えることができました!!
先行きが見えづらい時期でのオープンに不安もありましたが、毎日元気に営業を出来ているのはみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。
商品だけではなく、パティスリーの新しいあり方に挑戦することでみなさんにもっともっと楽しんでいただきたいと思っています。そのため悩むことも多く、試行錯誤する毎日ですが、みなさんからの温かいお言葉や喜びのお声の一つひとつが励みとなり、支えられています。
まだまだ未熟な部分もたくさんありますが、みなさんにとってhannocをもっと好きになってもらえるよう、スタッフ全員で力を尽くしたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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スタッフからなぜか「おにいちゃん」と呼ばれていて、最近は自分でもおにいちゃんキャラが浸透してきたかなと思っています。パティシエに聞いたみたら長男は僕だけのようで(三兄弟の長男です)、実は本当におにいちゃんです。あまり自分のことを話すのは得意ではないですが、hannocで働く経緯や今感じていることを語ってみようと思います。
知っている方もいるかもしれませんが、hannocで働く前は大阪の西区にある『Seiichiro,NISHIZONO』で働いていました。実家は岐阜県で、学校を卒業した後は町工場でアルミ加工の仕事をしていました。正直、なんとなく就職した感じで…やりたい仕事じゃないな。って思いながら過ごしていました。でもある日、同僚のお子さんに焼き菓子を作ってプレゼントしたらすごく喜んでもらえて。「自分がやりたいことって、こうやって誰かに喜んでもらうことなんだ」と思って、思い切って大阪に出て専門学校に入り、パティシエを目指すことにしました。そこで講師として来てくれていた西園シェフに出会って、シェフのお店で雇ってもらえることになったんです。
それからずいぶんお世話になっていたのですが「hannocってお店を手伝うことになったんだけど、そこに移ったらどう?」とシェフから話をいただいて、社長の児玉さんに会いました。児玉さんが考えている「カジュアルな雰囲気のお店」はラフな性格の自分にとって純粋にいいなと感じたし、同い年のあめくん(岡村)ともうまくやっていけそうだと思いました。なにより、西園さんが背中を押してくれたので。
で、hannocの仕事はどうか…一言で言えば量的にも感覚的にも「めっちゃ仕事してる」と感じてます。製造量が多いのは店の大きさが違うから想定内でしたが、思っていたよりも自分で決めることが多くて、それが「仕事してる」と感じる部分です。いつからこの商品を仕込み始めるとか、この商品を下げて代わりにあの商品を出そうとか、メンバーの動き方はこうした方がいい、この順番で進めた方が効率的とか。楽しいけど「この決定で誰かの負担になったり、迷惑をかけるんじゃないか」とビビってしまうこともあります。今までシェフがしてくれていた「決める」という仕事はすごく大変で、エネルギーを使います。改めて西園さんへの尊敬と感謝が膨らんで、その名前に恥じないような自分でいたいなと思っているところです。それから、お客さんが目の前で自分が考えたモンブランを美味しそうに食べてくれているのを見るのは本当に嬉しいと思ってます。反応が気になってチラチラ見てしまいます。見すぎてたらすみません。いつもありがとうございます。
それと3年前に結婚した妻に対しても感謝の気持ちです。その時はまだパティシエとして新米で、時間の余裕もお金もなかった自分と結婚してくれて、めちゃくちゃ支えてくれました(自慢の妻です)。休日のタイミングも自分で決められるし、最近はみんなで話し合って早番遅番の2交代制をとるようにして、時間の余裕も少しずつ出てきました。今まで支えてもらった分、返していけたらいいなと思います。子どもは二人、それから貯金していつか夫婦で店を出して、キリのいいところで引退してふたりでスローライフを送る。っていう家族計画があるので、これからもまだまだ頑張ります!
お店に来たら、ぜひ気軽に話しかけてください。では!
]]>hannocでパティシエをしています、森です。みんなから「えみりん」と呼んでもらっています。いつもありがとうございます!3月13日にhannocがオープンしてもうすぐ1ヶ月がたちますので、この1ヶ月を私なりに振り返ってみようと思います。
私は今年25歳になる年で「ゆきりん(野中)」「すーやん(須山)」とは同い年です。それから少し年上の「あめくん(岡村)」「おにいちゃん(北川)」。キッチンは5人で、毎日ケーキを作っています。お店が完成してまっさらなキッチンを見た時は「本当にこんな環境で仕事できるなんて!」と感動して、しかも全員20代で、上下関係も何もないメンバーでスタートしたことが本当に嬉しくて…準備期間は毎日毎日ずーっと笑っていました。笑いすぎて疲れるくらいでした。
器具をどこに置くとか、冷蔵庫をどうやって使うとか、倉庫の整理方法とか、決めることはたくさんありました。パティシエも売り場で接客をしてラテアートもするつもりだったので、覚えることもたくさん…(※現段階ではキッチンに専念しています)。同時にECサイトで販売するテリーヌ、ゴーフレット、バターサンドをひたすら作って、ケーキの試作もして。濃い時間を過ごしたと思います。
ケーキの試作では、レモンを使ったケーキを任せてもらえました。他のケーキは甘めだから、しっかり酸味を引き出そうと瀬戸内レモンをたっぷり使ったケーキを完成させて、メンバーからもすごく褒めてもらえたんです。ビジュアルも可愛くて、めちゃくちゃ気に入っています。私にとって、思い入れのあるケーキになりました。
「タルト・シトロン」も含めて、オープンの日からしばらく12種類のケーキを作っていました。お客さんがたくさん来てくださって「美味しかった」「可愛いケーキ」と喜んでくださっている姿を見て、とても嬉しい気持ちです。でも毎日それだけの種類のケーキを準備するために、私たちは朝から夜遅くまでずっとキッチンにいる…という日が続きました。そんな私たちを見て社長の児玉さんが「負担を軽くしたい」と提案してくれたのが、ケーキの種類を減らすことでした。
そんな事情があり、私が考えた「タルト・シトロン」…今は販売できていません。「また食べたい」と言ってくださる方もいて、申し訳ない気持ちです。メインはレモンのババロアとダコワーズの2層になっていて、一つひとつくり抜いたレモンの果実を潰して作ったソース、さらに煮詰めたレモンを輪切りにして上に乗せて、シュクレを敷いて、メレンゲを焼いて手で割って側面にイイ感じに接着する…とても手がかかるケーキでした。試作をしている時「作るの大変だよ」って意見もあったのですが、私が「挑戦したいです」と言って、みんなが受け入れてくれたんです。結果的に負担を増やしてしまったこと、私が一番好きなケーキをお休みすることに、悔しい気持ちでいっぱいでした。と同時に、実際に作って販売し続けることも考えないといけないんだって、学ぶことができました。
今、みんなで作業スピード、チームワークの精度を上げている最中です。製造体制が整ったら種類を戻したり、新しい商品を出せるようになります。私もリベンジで「タルト・シトロン」の改良版を考えています。国産レモンの季節が4月中なので、せめて最後の一週間でも復活できるように、試行錯誤しているところです。みなさんからの「美味しい!」がまた聞けるように、これからもっともっと応援していただけるように、みんなで頑張ります!
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ただ、毎日1時間〜1時間半程度の待ち時間が発生しており、お待たせしていて申し訳ありません。特に生菓子は人気で、15〜16時には売り切れになることが続いています。「仕事帰りに買って帰りたいなぁ」と思われている方には、まだケーキがお届けできてないと思います。残念な思いをさせてしまい、すみません。
オープン1週間でみなさんからたくさんご要望をいただきました。hannocとして改善していくつもりですので、今回はその改善状況についてお伝えします!
平日もこんなに並んでいただけるとは…と嬉しい反面、お待たせしていることを心苦しく思っています。。テイクアウトもイートインも同じメニューを提供しているため、入店していただく列は同じとさせていただいていました。ただ予想以上に反響をいただいていることもあり、一旦の処置として20日土曜日以降(予定)、イートインの方には整理券を配り、テイクアウトの方のみお並びいただくようにします。これからは早く入店してもらえると思います!尚、整理券の配布は11時からです。
事前のお席の予約についてはできませんが、来店時に満席の場合は整理券をお渡しします。整理券を受け取って、指定の時間に来ていただけたら確実にお席をご用意します!
申し訳ありません。製造体制を見直しながら、オンラインショップ販売も安定させていこうと話し合っています。(正直に言うと…パティシエみんな汗水流して一生懸命作ってますが間に合っていません\(><;)/)再販されたらサイト内、SNSでもお知らせします!
今はできません…が、必ずできるようにします!
毎日お待たせして申し訳ありません。1週間営業してみて、いかに期待してくれていたのか実感できて、スタッフ一同嬉しい気持ちでいっぱいです。と同時に、商品の製造キャパ、生産効率、店内オペレーション、お知らせの大切さや課題点が本当に身にしみて分かりました。
「お客さんにとって何が良いか」「スタッフの働きやすさ」「hannocが目指すあり方」…意見を出し合って、より良いhannoc作りに取り組んでいきます!そのための意見を、みなさんからもいただけると嬉しく思います。気になる点があれば、ぜひ仰ってください。ECサイトからでもSNSからでも、直接店舗のスタッフへ伝えてもらっても結構です。いただいた意見を元に改善に取り組んでいきます!
よろしくお願いします!
]]>今週3月13日(土)、いよいよ大阪・中崎町にhannocがオープンします!
まだまだ未完成な部分もたくさんありますが、みなさまに「おいしい!」と喜んでもらえるお店、パティシエやホールスタッフがイキイキと輝くお店を目指して頑張ります。
また、3月1日 にスタートしたオンラインショップですが、初日からたくさんのご購入がありました。
とっても嬉しいです!ほんとうにありがとうございました。
みなさまがSNSで発信してくださる言葉や写真も、いつも楽しみに見させていただいています。
hannocのお菓子は、みなさまに幸せな時間をお届けできましたか??
みなさまからのご注文や、お声すべてが、パティシエやスタッフの励みになりますので、これからもどうぞ、よろしくお願いいたします!
さて、今回は、オンラインショップでhannocのお菓子を注文いただいたみなさま、ご注文を考えているみなさまにご安心していただくために、hannocのお菓子がどのような形でお届けされるのか?をお伝えしようと思います。
まず、ご注文いただいた大切な商品を 、丁寧に箱詰めします。(割れないよう、慎重に…)
ボックスはhannocカラーのグレーを基調としたスタイリッシュなデザインで、hannocオリジナルデザインのグラシン紙を敷いています。
プレゼントとしてお考えの場合は、年齢性別問わず、どなたへのプレゼントでも、きっと喜んでもらえますよ。
そして、このステッカーをぺたりと貼ります。
実はこのステッカー、hannocメンバーみんなで作り上げたデザインなんです。
想いが強いメンバーが集まっているので、ステッカーひとつを作るにも、何度も何度も紆余曲折がありました。その結果、全員が納得のいくものを作れたと思います。
商品ごとにデザインも異なるので、複数商品をご購入してくださった方は、ぜひステッカーのデザインも見てみてくださいね。
そして、完成形がこちら!かわいいです!
~笑顔が素敵なパティシエゆきりんを添えて~
※商品の箱詰め作業はスタッフ全員マスク・手袋着用を徹底しております。
じぶんへのご褒美として、お友達と食べるお菓子として、大切なだれかへのプレゼントとして‥みなさまからいただいた大切なご注文を、丁寧に発送させていただきます。
発送後は、クロネコヤマトさんからみなさまに発送予定通知の連絡がありますので、楽しみに、お待ちくださいね。
hannocにて事前に発送テストは行っていますが、 万が一、届いた商品で気になるところがあれば、ぜひ教えてください。みなさまに喜んでもらえるお店になるために、いただいたご意見を取り入れながら、改善点を積み重ねていきます!
今回は、みなさまにご注文いただいたhannocの大切な商品が、みなさまや大切な方への贈り物として、どのように届くのか、お伝えさせていただきました。
オンラインショップも、今週オープンするお店でも、みなさまの「おいしい!」というお声や、喜んでもらえる姿を想像して、頑張っていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします!
]]>
みなさんこんにちは。hannocでパティシエをします岡村です。
SNSとYouTubeでは「あめくん」と名乗っています。なぜ「あめくん」なのかと言うと、飴細工が得意だからです。少しだらだらと自己紹介しながら、hannocで働くことになった経緯について語ってみたいと思います。
現在28歳で、hannocメンバーの中では年長者です。広島の専門学校に通って、卒業したあとはその学校が運営するチョコレート屋さんで働きながらコンクールに出ていました。卒業して1年後に大阪のザ・リッツ・カールトンホテル(以下リッツと略します)に入ることができて、それから7年が経ちます。本当は大阪のパティスリーで働きたかったのですが、面接の時にめちゃくちゃ怒られて泣きながら広島に帰った話は割愛します。
リッツに入ってからは意識高い若手っぽくFacebookにお菓子を投稿していました。それからInstagramが流行り出したのでインスタ民になって、自分が作った飴細工を投稿したり。そうこうしてると学生さんからメッセージがたくさん来て、飴細工について色々質問されるようになりました。学校でなかなか教えてもらえないという話も聞き、じゃあ動画で解説したらいいかなぁと思ってYouTubeに手を出して。Twitterを始めたのはコロナが流行しだしてからです。最近clubhouseもゆるっと始めました。あらゆるSNSを使いこなし、いつもどこかしらにいます。
hannocに参加することになったのは12月くらいです。Twitterで見かけた「オープニングスタッフ募集、気になる人はDMまで」的な投稿を真に受けて、話だけ聞いてみようって手ぶらでお邪魔しました。まだお店の名前も決まってない時で、誰が働くのかも全然決まってなかったらしいです。社長の児玉さんが「こんな店をやりたい」って話をしてくれて、本当に怪しかったです。うまい話すぎる。僕にとって理想的すぎるから新手の勧誘かと思いました。でも若いパティシエの就職支援を5年もやってきてるなら悪いことはしないだろうなと思って信用することにしました。
その時僕は、リッツで2番手のポジションでした。シェフが辞めることが決まって次、僕がシェフに打診されてて、どうしようか迷いました。20代でリッツのシェフになれるなんてそうそうないらしいです。シェフになるか、hannocの立ち上げに参加するか…。自分の目標は地元の広島でお店を開くことで、そのためにどっちに進む方がいいか人生で一番考えました。
それで12月にhannocで働くことを決めたというわけです。理由は、リッツで7年やって「新しいことを学ぶ機会」が少なくなってきたこと。一方hannocは立ち上げのタイミングで、色々と決められるポジションで参加できる。あとはお店と、今まで自分でやってきたSNSの「あめくん」、両方を使って発信できることが今っぽくて、面白いだろうなと思いました。やりがいと刺激を求めてしまいました。
最初は家族にも上司にも反対されて、「間違った選択だ」とか言われたりもしました。リッツのシェフのポジションを蹴ったっていう、かなりのダメージを負ってhannocに来てるんです。hannocを選んだことが合ってるか間違ってるかは、まだ分かりません。だから正解だったと思えるようにめちゃくちゃ頑張るつもりです。
本気の限定デセールイベントとか、飴細工のデコレーションケーキとか、コンクールにも引き続き挑戦したり、頼もしい仲間と一緒にやってみたいことはたくさんあります。みんなでみなさんに喜んでもらえるお店にしていきます。よろしくお願いします!
]]>みなさん、はじめまして!hannoc、PR担当です。
hannocの日常や、お店や商品に込める想い、働いている仲間について、そしてhannocが考える未来、目標などなど…ユルい話から真面目な話題まで、色々なことをプラスアルファでお伝えできたらと思い「hannoc+」というページを作ってもらいました。少しでも興味を持ってもらえれば、嬉しく思います。
さて、はじめて当サイトを訪れた方の中には「hannocって何?」と思う方もいるのでは?簡単に、私たちについてお話しますね。
hannocは、大阪市北区に新しくオープンするパティスリー&カフェです。ショーケースを置いてプティガトーを10〜12種類程度、焼菓子とコーヒーなどのドリンクを販売します。カフェスペースが24席程度あるので、そのうちパフェや皿盛りデザートも提供する予定です。
今の時代、オンラインショップでの販売もマストですよね。ということで、当サイトでは焼菓子を中心に、商品を購入できるようにしました。気になる商品があればポチッとカートまで。研究を重ねて、いずれは冷凍ケーキの配送もできるようになるといいな、と思っています。生菓子の購入はもう少しお待ちくださいね。
もしお店に来てくださったら、一番見てほしいのはパティシエたちの働く姿です。
(お菓子もドリンクも、もちろん美味しいものをご用意します)
全面ガラス張りのオープンキッチンなので、目の前でケーキを作る様子をご覧になれます。キッチン近くのカウンターに座れば、クリームを塗ったり、絞ったり、綺麗に飾り付けるところをすべて見れるので、「このケーキって、あんなにめんどくさい作業をして作ってるんだな」「パティシエってすごいな」と知ってもらえたら、パティシエたちも喜びます。
hannocのパティシエは、みんな20代です。10年、20年も修行を積んだわけではありませんが、瑞々しく、才能溢れる次世代のパティシエが集まりました。みんな共通して「お客さんにもっと喜んでもらいたい」という熱い気持ちを持っています。ガラス越しに手を振ったり、気軽に声をかけてあげてください。「推しパティシエ」を見つけてもらえたら嬉しいです!
よろしくお願いします。
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