パティシエと一緒に取り組む、夏の自由研究

パティシエと一緒に取り組む、夏の自由研究

こんにちは、hannocです!
いつもhannocをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

少しずつ秋の気配を感じる頃となりました。
日中はまだ汗ばむ陽気でも、朝晩はずいぶんと過ごしやすくなりましたね。

——さて、少し時間はさかのぼりますが、
この夏、hannocにお菓子づくりが好きな子どもたちが集まってくれた日のことをお届けします。

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2026年8月2日(日)、
hannocにて「hannoc lab ー こどもの自由研究教室」を開催しました。

夏休みといえば、自由研究。
毎年どんなテーマにしようかと、頭を悩ませるご家庭も多いのではないでしょうか。
その宿題を、hannocで楽しみながら完成させてもらえたら。

お菓子づくりの現場には、ふしぎがたくさん詰まっています。
それを子どもたちと一緒に解き明かせたら楽しいだろうな、という想いから、この教室は生まれました。

集まってくれたのは、小学3年生から6年生までの17名。
2部にわけて、それぞれ2時間半の教室です。

テーマは「クリームのひみつをさぐろう!」。

パティシエと一緒にクリームのふしぎを調べて、感じたことを研究レポートにまとめる。
できあがったレポートは、そのまま夏休みの自由研究として持ち帰ってもらいます。

今回のhannoc+では、子どもたちとパティシエの特別な一日をお届けします。


ー クリームが、形を変えていく

教室のはじまりは、パティシエからの問いかけでした。

「さらさらの液体が、どうやってふわふわのクリームになると思う?」

ひとつの素材が、手をくわえることで姿を変えていく。
お菓子づくりのおもしろさは、そこにあります。

その変化を自分の目でたしかめてほしくて、
クリームをテーマに選びました。

生クリームは、牛乳の中のあぶらの部分を集めたもの。
目に見えないほど小さな“あぶらの粒”がたくさん浮かんでいて、混ぜると粒同士がぶつかってくっつき、だんだん固まっていきます。

ミキサーが回りはじめると、すこしずつ前のめりになっていく子どもたち。

さらさらの液体が、見慣れたあのふわふわのクリームに変わっていく。
いつも食べているものが生まれる瞬間を、
パティシエの解説を聞きながら目の前で見てもらいました。


ー 自分の手で、バターをつくる

さっき学んだことを、早速体験。
ここからは、みんなが手を動かす番です。

一人ひとつずつペットボトルを持って、中に生クリームを入れて‥
あとは、ひたすら振る。

さっき教わったばかりの「あぶらの粒がくっつく」を、今度は自分の手で起こしていきます。

しばらくすると、中身がとろりと重たくなってきました。
さらに振り続けると、今度はちゃぷちゃぷと水の音がしはじめます。

ここでボトルを開けてみると、中には黄色いかたまりと白い液体。
かたまりのほうが、バターです。

できたてのバターは、パンにつけて味わってもらいました。
自分でつくったバターの味は、また格別だったようです。


ー 自分だけの一品を

最後はオムレットづくり。
うすく焼いたスポンジ生地に、クリームやフルーツをはさんで二つ折りにする、フランス生まれのお菓子です。

パティシエから、飾りつけのコツをいくつかお伝えしました。

ちがう色を組み合わせると華やかに見えること。
フルーツの切り口を見せると、模様がきれいに出ること。
クリームの絞り方ひとつで、印象が変わること。

あとは、それぞれの感性におまかせ。

どの色をとなりに置こうか。フルーツはどの向きがきれいだろうか。
真剣に悩みながらも、楽しそうな表情がこぼれていました。

できあがったオムレットは、色の組み合わせも、フルーツの並べ方も、
みんなの個性が光るものに完成しました。


ー 感じたことを、言葉にする

体験の合間には、レポートシートに記録を残していきました。

はじめに予想を書く。
観察したことを書く。
そして、なぜそうなったのかを考えて書く。

じつは、この「書く」時間こそが今回の教室の主役です。

感じたことを自分の言葉にしてはじめて、体験は自分のものになる。
つくって楽しかった、で終わらせない。そこまでを一日でたどってもらいました。

完成したレポートは、そのまま夏休みの自由研究として持ち帰っていただきました。


ー 教える側にも、はじめての時間

ふだんパティシエは、厨房でお菓子と向き合う毎日。
子どもたちの前に立ち、“先生”として質問に答える機会は、そう多くありません。

聞かれたことに答え、コツを伝え、目の前で驚いてもらう。
その時間を、パティシエ自身がとても楽しんでいました。

教室を終えたあとのパティシエたちの表情は、柔らかく見えました。


ー 「なぜ」を知ると、もっと好きになる

お菓子づくりの現場には、知識と感性の両方があります。

きちんと理由を知ったうえで、それぞれの感覚で仕上げていく。
今回の教室で子どもたちがたどったのは、まさにその道筋でした。

今度生クリームを泡立てるとき、「なぜ泡立つのか」思い出してもらえたら。
この一日が、お菓子づくりとの新しい出会いや、いつかやってみたいことを見つけるきっかけになっていたら、とても嬉しく思います。

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
またこんな時間をつくれたらと思っています。

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